猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

体験会後に感じたこと

一回目のジュニオケの体験会に行った後、熱の冷めやらぬハルは入団届を手にし、「これにサインして早く!」と…

 

対してユキは、「私は別に入ってもいいしどっちでもいいよ〜フルートがいいな~」。

 

う~ん………

かなり悩みました。

 

私も吹奏楽部でしたし、チューバ好きでしたし、演奏も好きでした。部活動、楽しかったです。

だから、息子がオーケストラをやりたいという気持ちを持ってくれたのは決してやぶさかではありません。嬉しい。

 

しかし、体験会の時に代表の方から、ジュニオケの活動には保護者の協力体制が必須であることを説明され、少し腰が引けてしまったのでした。

 

こちらのジュニオケには親のお当番制というものがあり、荷物の預かりや施設の鍵の管理、レッスン時の指示の書き取りに動画撮影、消毒作業、原状復帰作業などをするお当番が1ヶ月半に一度くらい回ってくるんだそうです。

結構頻度が高い気がする。

 

その他にも役員になると、会計や書記や楽譜係や道具係などの仕事があるし、演奏会前には舞台係や装飾係や色々な係仕事が発生するなど、、、

え、結構やば……いえ、大変な気が致します。

 

お月謝は一人2500円です。

練習時間は毎週土曜日の午前中9時〜12時半の3時間半と長め、演奏会前はハードな一日練習、そして全くの初心者から楽器の基礎や演奏技術を学べてこのお月謝は安価なのかもしれない。

しかしその裏には保護者の尽力が…

 

悩みました。

やるとなれば私が送迎からお当番や係仕事まで一人で請け負うことになる。

土曜日のお出かけも出来なくなります。

 

うーんうーんどうしようかと夫婦で悩んで……

(しかし夫は未知の世界なのもあり初めからノータッチな雰囲気、入団に決して反対はしないが協力もしないスタイルを貫く男)

 

親のお当番仕事に怯える気持ち以上に、子供たちがオーケストラに加わって演奏する姿を見たい気持ちの方が強いこと、

ハルとユキが、特にハルがオーケストラに強い興味を持ってくれたのが本当に嬉しいこと、

オーケストラのお当番仕事に協力することで高校時代の部活で得た青春の思い出を追体験出来るんじゃないかというワクワクをちょっと感じていること、

自分の中にそんな気持ちがあり、子供たちの入団届にサインすることを決めました。

 

自分が経験者だったのはとても大きい。

これが野球チームとかだったらもっと躊躇していたと思います。

かつて野球やサッカーに打ち込んでいた父親が、子供にも同じことをやらせて練習に協力したりするのもこういった気持ちがあったりするんでしょうか。

自分が頑張ってきたこと、好きだったことを子供が好きになってくれたら嬉しいですもんね。

 

ユキは、ハルほどの熱意はありませんでしたし、そこは少し不安でしたけど…

長時間の練習時間に親がお当番で付き添う日もたびたびあり、なのに土曜日は夫がいないことが多いのです。

それなら2人入れてしまったほうが楽だと、ユキはどばっちり気味に入団する運びとなりました。

 

そして、2回目の体験会にて2枚の入団届を出すことになったのです。

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