猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

第20回定期演奏会

4月末日の日曜日、子供たちが所属しているジュニアオーケストラの定期演奏会がありました。

 

といっても21期生たちはまだ出られませんし、私もまだ係仕事はありませんので、この日は完全なお客さん。

来年は係によっては到底ゆっくり観られないだろうと予想されますので、今回は気持ちも楽に楽しく鑑賞させて頂きました。

 

入団してまだ1ヶ月経たないこの時期に、先輩たちの演奏会を聴けるのは凄ーく良い事だなと思います。来年はこの舞台に自分も立つのだと、練習のモチベーションが上がるでしょうから。

 

プログラムでは、まず管打楽器の演奏(いわゆる吹奏楽の演奏ですね)を5曲、プログラムに無い曲をラストにもう一曲。

その後にバイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスによる弦楽器の演奏を5曲、

最後に全員合わせてのオーケストラ演奏でした。

思っていたより、管楽器と弦楽器が別れての演奏も多いんだなと意外に思いました。

初めから最後までオーケストラでの演奏なのかと思っていたのです。

 

どれもこれも良かったなぁ~!

管打楽器の演奏は高校時代を思い出して懐かしさもあり、胸がジーンとなりました。

ウェールズのしっとりした感じの曲もフルートのソロが素敵で綺麗でしたし、観客が手を叩く宝島も息子が大好きなので楽しんで聴けました。

 

弦楽器の演奏は、私には馴染みが無いので新鮮で、しかもすっごいすっごい上手でした。

アラジンメドレーが特に格好良かったなぁ…

私は低音楽器パートだったせいで低音を聞くのが未だに癖になっているのですが、コントラバスが本当に格好良い。やりたいくらい。

 

最後のオーケストラ演奏は、カルメン組曲が圧巻の格好良さでした。

管と弦が舞台に揃うとそれだけで迫力ですけど、演奏もまた迫力が出てとっても良かった。

ラストのハバネラでは、ジュニオケの講師の方による歌唱と合わせての演奏で、本当にオペラみたいでした。

素敵!!

客席では泣いている方も見受けられましたよ。

 

曲の紹介も団員の子供たちがやるのですが、入って2年目で初めての定演を迎えた子たちがカンペ無しで話しているのが可愛らしく立派でした。

息子はやらなそうだけど、ユキなら来年やれるんじゃないかな…

見たい……

 

何よりも私が注目してしまったのが、演奏の合間合間に帆走する保護者さんたちの姿。

皆お揃いの黒いTシャツと黒ボトムと黒い靴で本当に黒子となり、演奏ごとに椅子を変えたり回収したり、譜面台を並べたり、グランドピアノを移動したり…

照明、受付も保護者さんたちだし、皆さんとっても忙しそう…。

舞台装飾も前もって保護者さんたちで作ってきた力作。

カルメンも。

来年の定期演奏会のことを考えると、今から戦々恐々です。

でも、子供たちのために皆頑張るんでしょうね。

こういうのは、お祭りだとでも思ってバタバタを楽しんでしまった者勝ちだと思いますので、私も頑張ります。

 

定演自体はだいたい1時間半くらい、長過ぎずちょうど良い感じで終わるんですけれども、団員と保護者は当然すぐには帰れません。

楽器の運搬、椅子や譜面台の片付け作業などに追われる保護者さんたちもいますし、その間に卒団式の準備をする保護者さんもいます。

演奏会の後には卒団式があるのです。

卒団する先輩たちのお話や、団長交代、それから指揮者や講師の先生方のお話、集合写真撮影。

一時間くらいかな…。

子供たちは、21期生も含めてお茶やお菓子が出され(もちろん保護者が準備)座っていられるのですが、親は立ってたのでちょっと辛かったです。

疲れたけれど、来年の疲労感はこんなものでは無いでしょう。

覚悟はしていますし頑張ります。

疲労感以上の喜びが待っていることを願って……

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