4月の半ば、ハルはクラリネット、ユキはオーボエを渡されてから、お家でも練習を始めました。
それにしても、木管楽器って大変なんだなぁと感じるばかり。
不慣れなうちは、組み立ても四苦八苦です。
キーのココとココがぴったり合うようにして、お腹でグッと押して…などとつぶやきながら組み立てる様子、本当に危なっかしい…
落っことしやしないかとハラハラです。
リードだけで吹いてみてから、一番調子の良いリードを決めて取り付け、そのリード取り付け作業もオーボエは簡単そうだけどクラリネットは最初の頃は結構大変そうでした。
5月も半ばを過ぎた今現在は、だいぶ慣れたようでサクサク組み立てて取り付けていますけれど……
家では先生もおらず、私も夫も全く未経験で何のアドバイスも出来ず、初心者2人がただ音を出すだけでそれはもう酷い騒音…
我が家の猫たちがビックリしてバタバタ走り回る騒ぎになりましたよ。
(今は猫たちもすっかり慣れた)
落としそうでおっかないので、この時は床に座らせて練習してもらっていたのでした。
ユキはこの頃は、どうしても左手の親指が離れてしまって、先生から何度も修正されていたんだったなぁ。
音は、割と良かったです。ちゃんと出てるな~という感じ。
ハルのほうは、最初はとにかく甲高いピャー音が凄くて、家ではなかなかまともな音を出せませんでした。
先生がそばにいると、アドバイスをくれるので良い音が出たりするんですけど、家では一人だから難しい…。
とりあえずは組み立て片付け作業の練習と、チューナーの使い方の練習がメインでした。
それにしても、公民館で練習している時は感じなかったけれど、リビングで練習するとクラリネットもオーボエも大音量だなって思います。
トランペットのような高らかな高音じゃないから大丈夫かなって思っていたらとんでもなかった…
我が家の両隣は本当に理解ある良い方々で、アップライトピアノを置いた時にも、オーケストラ入団の時にもご挨拶ご説明に伺いましたが、凄く温かい言葉を頂いてました。
…が、思った以上に練習音がうるさいので、再度謝りに行きました…。
「全然大丈夫!」
「耳をすませばかすかに聞こえるかな?程度よ」
「本当に全く気にしないで好きに練習させてあげて!」と言って下さり、ありがた過ぎて涙が出そうです…。
でも、朝と夜は練習させないようにしないと…
幸い、我が家の区画はピアノガチ勢(一日2時間とか3時間練習、グランドピアノ持ち家庭もあり)が多いので、近隣の人は皆ピアノの音に慣れているような環境なのもありがたいです。
真横に保育園があるのも良かったかな。
昼間はそちらからの音楽が響き渡っていますから…。
家を建てる相談をしている時に、まだ見ぬ我が子たちがピアノやオーケストラ楽器を練習するようになると知っていれば、和室を防音室にしたというのに……
悔やまれます。
絶対未来のことなんて分かりませんし、もし知ったとしても多分信じなかっただろうけど。
ヤマハの、部屋に置くタイプの防音室を調べたりしている今日この頃です。