本来は土曜日9時からのジュニオケ練習。
ですが、ハルが今年度入ることになった、「発明クラブ」という近くの化学会社が主催するクラブの開講式に出席することになり、ジュニオケのほうは特別に午後練で参加させて貰うことになりました。
発明クラブのほうも凄く面白い取り組みなので、その内ブログに書くと思います。
理系な少年少女たちはきっと夢のようなクラブです。(ユキには入会拒否されたけど)
そんなわけで午後になったジュニオケ練習。
他の21期生さんは午前中だけで、午後は先輩方のパート練習でした。
ちょうどこの日の午後は、プロのオーボエ奏者の方が特別にオーボエの子を一人ずつ指導してくれるという日。
21期生は対象外だったのですが、せっかく午後に来るのだからとユキも30分間個人レッスンして頂けることになりました。
それまではいつも通り、ハルと一緒にハナ先生のレッスンです。
初めて、テキストを使って練習しました。
懐かしいです。
基礎練でこういう感じのやつ、使ってました。
最初は簡単そう、と思ったけれど、多分簡単じゃないんだなぁ。
ハルもユキも一生懸命やっていました。
その後に15時から、ユキだけ別室でプロの先生のレッスンです。
どんな先生だろうとユキはとっても緊張していましたけど、実際お会いしたら、凄ーく優しそうで品の良い感じの年配の男性。
ニコニコ笑顔で、あぁこの先生ならユキも全然大丈夫だな、と安心しました。
サエキ先生とおっしゃるその先生は、ご挨拶をした後に、初めまして代わりにユキにオーボエでトトロの「さんぽ」を演奏して下さったのですが…
その演奏があまりにも素敵で感激してしまいましたよ。
あぁオーボエってこんなに素敵な音色なんだとビックリしました。
全部の音が耳に心地良いというか、いつまでも聞いていたくなるような。
この時点で、ユキも私もサエキ先生にメロメロです。
その後のレッスンでは、主に音出し。
リードの状態から音を一緒に出して、「おお、良い音が出るね!」と褒められ、それから楽器で一緒にベー(シのフラット)を出しました。
「なんて良い音が出るんだろう。ユキさんはまだ初めて1ヶ月でしたね?それでこの音が出るんだ、素晴らしいよ」
と言って下さり、ユキはとても嬉しそうでした。
先生とベーとエフで合わせてハーモニーみたいに音出ししたりして、先生と合わせるとユキの音まで綺麗に聞こえます。
ユキは楽しそうな様子でした。
あとは、指のことを言われたかな。
オーボエも、ピアノと同じで指を立ててキーを押さえるんだそうです。
ユキもハルもばね指状態で押さえてますから、修正が必要です。
直るかなぁ……
途中途中で先生が「海の見える街」や「ビリーブ」を演奏してくれ、その度に聴き惚れたりして、見ている私のほうもとても楽しいレッスンでした。
また機会があればと思うけれど、21期生のユキは当分サエキ先生のレッスンを受けることは無いでしょう。
基本的に舞台に上がる子しか見て貰えないはずですから…。
今後ジュニオケを続けていくと、こういうプロの方に個人で見てもらえる素敵な経験が出来るんだと、また楽しみが増えた日でした。