私のパート先は、とある会社から市内の小中学校に派遣されて勤務する形、なので年度替わりに異動があります。
私は今の学校に残留でした。嬉しい。
基本的に我が子のいる学校には絶対に配属されないので、同じ市内とはいえかなり職場が遠くなる可能性もあります。
今は、家から車で10分程度なので行きやすくて、市内一のマンモス校故に大変忙しく、バタバタしてる内あっという間に退勤時間になるのも好きです。
ですが、のんびり仕事ができる少人数の学校を希望する人の方が圧倒的に多く、私が今勤めている小学校は「あそこにだけは絶対に異動したくない」と言われるような場所。
私も、入社したての時は「ゆっくり仕事が覚えられるような学校だといいな」と思っていて、なのに今の小学校に配属が決まった時は絶望的な気分になったものです。
研修時に色んな人から「新人であそこは…ちょっと大変かもしれませんね」と言われ、初就業の前日は緊張で胃が痛くなりました。
結果として、仕事は戦場でも人間関係が良ければ大丈夫なのだと実感した次第。
一年経った今ではバタバタさにどっぷりハマっており、逆にどこへも異動したくない気持ちでいっぱいです。
先月4月の春休み明けのこと。
他校から異動してくる人の中に、ジュニオケに入っているお子さんのお母さんがいるよと本部の方から聞いており、楽しみにしていました。
初めてお会いしたら、綺麗で優しそうで感じの良い人!
思わず心の中でガッツポーズです。
サユリさんというその方は、大変さで有名な学校に異動してきた事で心配そうでしたが…
以前も比較的忙しい学校にいたのですぐに慣れて下さり、同じジュニオケママ同士という事で打ち解けるのも早かった(と勝手に思ってる)です。
ジュニオケ代表のアユさんにその話をしたら、「おお、なんて運命的な!」と言われました。
運命…
我が子がジュニオケに入るのは運命だったか…
サユリさんのお子さんは、チューバパート2年目の5年生男子。
お子さんはハルのことを体験会の時から見てくれていたようで、「あの子、ずーっとトランペット吹いてたから、本当はトランペットが良かったんじゃないかな。クラリネットで大丈夫かな?」と心配していてくれたんだそうです。
なんて優しい先輩…。
その子自身、身体が大きいからと全く希望していなかったチューバに選ばれ、吹いている内にチューバが楽しくなったんだそう。
やはり最初の3ヶ月くらいは思うように出来ずなかなか辛かったみたいですが、全体練習に参加できるようになったら俄然楽しくなったそうです。
皆通る道なんだな~。
ハルもユキも、すぐに自分の楽器を大好きになったので何も心配する必要ありませんでした。
自分の相棒として、ユキのオーボエは「オーちゃん」、ハルのクラリネットは「くらもと先生」(誰?)と呼ばれております。
サユリさんとは、ジュニオケにたまに抱く不満…とまではいきませんが、主に親の大変さについて語り(愚痴り)合っています(今でも)。
ですが、お互いに我が子のやる気と努力と成長が嬉しいのもまた事実。
役員をやる時は一緒にやろうと約束しました。
持つべきものは優しい先輩ママです。