猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

吹奏楽強豪校JKによるクラリネットレッスン

私のパート先のリーダーさんには娘さんがいて、ハルとユキのいるジュニオケの卒団生なんです。そのお嬢さんは、現在は吹奏楽部強豪校でクラリネットを吹いている高校3年生。

ハルがクラリネットに決まったばかりの頃、「うちの娘がクラリネットなら教えてあげるよって言ってたよ~」とリーダーさんが言ってくれて、「ぜひお願いします!」と答えていたのですが、まぁ実際は無理だろうな~と思っていました。

お嬢さんのいる吹奏楽部は近隣エリアの高校の中でもかなりのブラック、お休みが月に一日あるか無いかという感じ。強豪校あるあるかもしれませんが、練習量が半端なく、拘束時間が凄く長いのです。しかも彼氏持ち。小学生のガキンチョにかかずらわってる時間などある訳無いと思ってた。

今週の始め、リーダーさんから「今週の金曜日ね、珍しく午後練が無いんだって〜!その時間、良ければ教えてあげられるって、どうかな?」と言ってくれたので、一も二も無くお願いしました。えー、貴重な余暇をウチの息子に使ってくれるの!?とちょっと感動…。しかもお嬢さんはコンクール前、自主練もしたいでしょうに。ありがたや。

なので、夏休み1日目の昨日、リーダーさんとお嬢さんが我が家に来て下さったのでした。

というか、別の場所で練習する予定がダメになってしまい、急遽ウチに来てもらうことになったので、大急ぎでリビングを片付けました。日頃から綺麗にしてれば良かったと実感するのはこういう時です。

可愛らしくてしっかりした、凄い素敵なお嬢さんでしたよ…。いやもう、女子高生と関わることなんて十数年無かったので、自分を思い返すしかありませんが…こんなしっかりしてなかったと思うわ。

基礎練習から曲練習までかなりミッチリ見てくれて、13時半から16時まで指導して頂きました。途中10分休憩は入れましたが、一回だけ。他はずーっと吹いていました。さすがに強豪校部員、スタミナが違います。(多分ハルはジュニオケの練習よりキツかったと思う)

姿勢も常に指摘され、指導は甘くなかったです。(でも本人曰く、小学生モードにしてたよう。部活ではもっと鬼らしい)

こんなに長時間をマンツーマンでキッチリ見て貰えたのは初めてじゃないかなぁ。実にありがたいし勉強になります。

「練習中、ママたちはおしゃべりでもしてて」とお嬢さんから言われていましたが、私とリーダーさんは邪魔にならないようヒソヒソと軽く話したくらい。練習に聞き入ってしまいました。

ちなみにユキは、基礎練習までは一緒にやっていました。お嬢さんはユキのことも見てくれてましたが、やはりオーボエは専門外。やがてクラリネット指導が熱を帯びてくるにつれ、(オーボエの音が邪魔になるかな…?)と私が判断し、そっとユキだけ離脱させ、お絵描きに移行したのでした。

曲練習に入り、ますます熱くなる指導。

リーダーさんは、「大丈夫かなぁ、ウチの娘厳しいから…。ハルくん、嫌にならないかなぁ」と心配しながら見ていましたが、全然大丈夫でした。

終了後にハルに聞いたら、「疲れたぁ!でも楽しかった~!次はいつ?」と言っていましたので。

難しい曲の練習を進めてくれて、本当にありがたかったです。お礼にクオカードを用意していたのですが、親子共に頑なに受け取らず、「また時間が出来たら教えるよ!」と言って帰っていきました。

よくできた娘さんだわぁ……。

ハルは師運があるというか、引き寄せ力が強いというか、なんか持ってる子だよなぁと小さな頃から思います。良い方とご縁が出来るのは嬉しい限りです。

 

そして練習後、この日はそのままスイミング。既に疲れ切っていたハルは全くヤル気がなく、バタフライの進級テストは不合格だったのでした。(ユキはクロール合格!)

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