猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

年末、ジュニオケで大泣きして反省した話

昨日は新年最初のジュニオケ練習、お当番でした。

しかも練習場所が遠い日だから、お当番はかなり早めに出なくてはならず、そして1日練。お弁当作り、つら…。

冬休みですっかりお寝坊に慣れてしまったから、久しぶりの早起きはちょっとしんどかったです。

 

ジュニオケからも、冬休みの宿題が出ていました。

冬の体力作りにと、木管はスケール練習とワーグナーの練習。

冬休みは意外と忙しくて、練習時間がなかなか…。旅行に帰省に大掃除、加えて全員体調を崩して、ユキは熱を出したりして。

でも休み明けの練習で、ちゃんと宿題やったか一人一人テストするだと…。

やばっどうしよ、と思っていたら、一昨日オーボエパートリーダーのアイさんが我が家に来て下さり、ユキとハルにみっちりスケール練習とワーグナーを仕込んでくれました。非常に助かり申した…。

 

去年の最後の練習の時に、木管のハナ先生から私にお話がありました。

唐突にバーーっと、早口のダメ出し…みたいに感じたかな、私は。

クリスマスコンサートの時にユキの音が悪目立ちしてしまっていたこと、ユキの音を聞いていて(うわぁ…)と感じてしまったこと、音がまだまだ不安定でロングトーン練習が足りていないこと、自由に吹かず皆に寄り添って吹けるように練習方法を変えていくこと、今後は曲に参加させず、楽譜を変えることを検討していくこと、等々…。

更に、ハルも同じ、とのこと。今後はハルも曲に参加させない、と言われ、その時はハイ、ハイ、と頷いて聞いていましたが、お話が終わってから呆然としてしまいました。

クリコンで、そこまでハルとユキが酷かったとは、恥ずかしながら私にはちっとも分からなかった…。

むしろとても素晴らしかったとしか…

来てくれた親族たち、友人たちも皆褒めてくれて……

とても素敵な経験になったとだけ思っていたので、先生の言葉に軽くない衝撃を受け、その後はコダマみたいな顔をして子供たちの練習を聞いておりました。

ユキももちろんだけど、ハルはクラリネットパートの戦力として曲に参加していると自負しており、物凄ーく練習を楽しんでいる今、曲に不参加となってしまったら…

一体どう思うだろう。モチベーションだだ下がりになってしまったらどうしよう。

相当酷い顔をしていたのでしょう。ハルと同じクラリネットパートのミアちゃんのお母様から「ぴょんさん、どうかしましたか?体調悪いですか?」と声を掛けられ、「あ、いえ、実はハナ先生からお話があって…」と口にした瞬間、涙がダーっと出てしまいました。

あー、今考えても恥ずかし…。良い大人なのに…。

でも、ミアちゃんのお母様は親身にお話を聞いて下さり、更に役員のお母様方も代わる代わる話に来て下さって、話す内にだいぶ私も落ち着いたのでした。

いやー、ほんとに、お母様たち皆優しくて、凄くありがたい。もうすっかり管楽器のお母様方と馴染んだ気がします。皆さん好きです。いや、ハナ先生のことだって好きなんだけど……あまりにも歯に絹着せないからね……

役員の上層部の方々が、「それはちょっとおかしいね。ユキちゃんの音色が悪目立ち?そんなこと思わなかったな。それにハル、あんなに素晴らしかったのに、今後曲に参加させないのは絶対おかしい。この件はハナ先生の一存で決めてよい事ではないので、監督やクラリネットのサカイ先生に相談します」と皆さんで相談に行ってくれました。

あと、ミアちゃんのお母様が我が子のことのように大変憤ってくれて、「ハナ先生はそういうとこあるので、ほんとに…。言葉がきついし支離滅裂で訳分からない時あるんです。これまでも結構それで色んな人と揉めてるし、それで辞めた団員もいるんです。ぴょんさん真面目だから言葉通り受け取っちゃうと思うけど、ハナ先生の言葉はほんと話半分、いや三割ぐらいで!あぁまたあの人何か言ってるな、ぐらいでいいんですよ!」と言ってくれて、あぁ、そういうものなんだ、と思ったのでした。

私、子供のことでみっともなく人前で泣いたりして、ちょっと入れ込み過ぎかもしれません…ジュニオケに。

ジュニオケは親の協力が必須な活動ですし、講師と親の距離も近く、団員たちの練習をそばで見守れるから……どうしても親まで染まってしまうのはあるけれど、一歩引いて見るのも大事ですよね。子供たちの世界であって、私の世界ではないのだから。

頑張っているのは、努力しているのは子供たち、私じゃない。

大きな演奏会では一致団結しているような保護者たちでも、普段は送迎だけで練習に一切関知しない親御さんもいるし、送迎すら祖父母に任せて係仕事も非協力的な親御さんもいる。

私の友人のサユリさんのように、ジュニオケ練習は通常練習のみで強化練習には参加させず、一歩引いた立ち位置を守り続ける親御さんもいるし、ハルのクラスメイトのTちゃんのお母様のように役員の上層部入りを見据えて熱心に活動する親御さんもいる。

私は結構ハルとユキのことに夢中になってしまう質だから、意識して一歩引くようにしないと…。

深く反省し、今年の目標として、自分の世界を持つようにしたいです。子供たちのことだけで頭がいっぱいにならないよう。

そしてユキとハルの件ですが、まずハルの件はサカイ先生により一笑に付され、今のまま全ての曲に参加できることになりました。

あー、良かった…。ハルに何て言えばいいのかと思っていたから…。

ユキに関しては、本人の気持ちを一番に尊重して、不安な箇所だけ譜を簡略化し、降り番指定の曲以外は今まで通り参加ということに。あとは、家での自主練の時にロングトーン練習を重点的にやっていくことになりました。

ロングトーン、お家だとあまりやりたがらないけど、やっぱりちゃんとやらないとですね。音が安定していくように。

昨日のジュニオケ練習の時に、ハナ先生がなぜ私に突然色々お話してきたのかなんとなく理由を察したのですが、長くなってしまったのでまた別で書きます。

 

また今日も長々と書かせて頂きました。

読んで頂いてありがとうございました。 

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