昨日の日記の続き、今読んでいる本のことを書きます。
ハルが綾辻行人さん著の館シリーズに興味を持ち、水車館の殺人を少しずつ読み始めました。
私は、ハルより先に読んでおこうと思って、昨夜のうちに『十角館の殺人』『水車館の殺人』『びっくり館の殺人』を読んだんですよ。
今、寝不足でちょっと頭が痛いです…。
十角館、とっても面白かった!
かなり昔、こんな話を読んだような。
そして誰もいなくなった系で、何か仕掛けのある変な館に男女が集まって、繰り広げられる殺人劇。そういうの結構好きです。
水車館はけっこう暗めだったな。古城のような館に犬神家っぽいご主人、執事、美しい若妻。静謐な絵画みたいな風景。ちょっとだけ大人な描写はありましたが、まぁ大丈夫かな、ハルに読ませても。
しかしびっくり館は……。
館シリーズの中でも、ミステリー初心者の子供のためのお話っぽい感じだと思ってハルに勧めたけど…。私の勘違いだった??
びっくり館の殺人は、読み仮名も書いてあり、字が大きめ、長過ぎないし、子供でも読みやすいのは確かですが……
ミステリーの顔をしたホラーでした。
メッチャ怖い…。これはいけない、ダメだ、ハルがこんなん読んだら100%トラウマになります。夜トイレ行けなくなることは確実。現在、私も怖いです。他の館シリーズにはない挿し絵があるのもタチが悪いわ。まさにびっくり箱、ビクッとなるレベルで挿し絵の人形が恐過ぎる…。
読後感も良くありません。殺人劇を切り抜けて無事に解決して、はぁ、良かった…みたいな読後感はゼロ。後味が悪い。
基本的に、子供が可哀想な目に合うお話を子供に読ませたくは無いので、ハルにびっくり館を読ませるのは辞めます。あー、先に読んでいて良かった…。
怖い。腹話術怖い。
さて、次は『迷路館の殺人』を読もうと思います。ホラーは嫌だけどミステリーは好きです。館シリーズ、ホラーなのはびっくり館だけだと良いなぁ……。