猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

ようやく活字に目覚めたハル

私は、幼児期から大学生くらいまで本の虫でした。

図書館も本屋さんも大大大好き、学校の図書室にも入り浸っていたし、祖母の家にあった昔の父の本棚(確か少年探偵団シリーズ)も大好きで、家にいたくない時はよく自転車で祖母の家に行って読み耽っていました。

得意教科はもちろん国語。作文は割と苦も無く書けたし、やがて英語も得意になりました。歴史も好き。完全に文系です。

しかし私の夫は、インドアな癖に活字アレルギーなんだよなぁ…。漫画は読むけど、小説は一切読みません。得意教科は数学や理科、完全に理系です。

ハルは確実に夫似で、完全に理系だなと思っていたし、本人もそう言っていました。読書は嫌いじゃないみたいだけど、読書よりパソコンしてる姿のほうをよく見ていたし。

それが、この冬に私が買った雨穴さん著の『変な家』をハルが読んで以来、ミステリーの面白さに目覚めたようです。読みやすいし、そこまで長くないから、小学生が児童書からステップアップするのにちょうど良いかも。(しかし変な家2はダメだ!子供にはきわどい)

変な家を読んで以来やたら間取り図を気にするようになり、単なる間取り好きになっただけかも?とも思いましたが、キッカケは何であれ活字を読むのは良いこと!挿し絵のない小説は、頭の中で映像が広がっていくのが怖くも面白くもあるところ。それに、文章を読む力が付いてくれたら有り難いです。

この春休みに、私が読みたいと思って、妹から綾辻行人さん著の館殺人シリーズを借りてきました。綾辻行人さんの本だと、これまでアナザーくらいしか読んだこと無かったのです。(アナザー怖かった。アニメはもっと怖かった……)

我が家のテーブルに積み上げられた館シリーズ、その中の一冊を手に取るハル。さすがにまだハルには難しいだろうと思いましたが、なんと、手にしていた水車館の殺人の冒頭に、館の間取り図を発見した様子。

『ここに何故か二重扉……。寝室には、この部屋とこの部屋からしか入れない…』などとブツブツ言い出し、そのまま読み始めました。

果たして読めるかな?小説ビギナーに…。

これを読み切れたら大したもんだけど、水車館が難しそうなら、びっくり館の殺人を勧めてみようかなと思います。小学生向けっぽかったから。

私もまだ読んでいないので、十角館の殺人から読もうっと。

漫画も大好きだけど、小説も本当に面白いので、ハルがそれを知ってくれたら嬉しいです。世の中には面白い本が膨大にありますから。図書館は無料で楽しめるテーマパーク。出来れば子供たち2人とも、こちら側に来て欲しい!!

ちなみにユキは本が好きですが、まだまだ児童書の世界。女の子向けのキラキラした本が好きです。

ユキの本棚から拝借、コレクションのほんの一部。

こんな可愛い本、私も子供のころにあったらきっと夢中になってたと思います。ユキが本を読んでくれるなら何でも大歓迎。クリスマスやお誕生日のたびにキラキラな本がやたら増えていくので、ダイニングの本棚から溢れそうなことだけが心配です。

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