猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

入団して初めての合奏練習

今日のジュニオケの練習では、管楽器の21期生たちは初めて先輩たちと一緒の合奏練習に参加しました。

(弦の方は多分まだ。弦楽器は、初心者の子供たちが基礎を習得するまで凄く大変らしく、合奏参加まで管楽器より時間が掛かるようです)

管楽器の子はもう、今後は基礎練も譜読みもパート練も21期生だけでやることは無く、今日から先輩たちと完全に合流したものと思われます。

親のほうの心の準備がまだでしたので、今までのノンビリゆったりした練習はもう終わりか……と少し名残惜しく感じてしまいました。

最初の基礎練習は、スーパーサウンドレーニングという教本を使ってロングトーンタンギングの練習。

我が子たちが混じってる……。はぁ、感慨深い。

基礎練習では、ユキは音を褒められて嬉しそうでした。

メインの練習はシング・シング・シング、全体でも初めての合奏練習だそう。マズい、ほとんど譜読みをしていませんでした。まさか初めから終わりまでこんなにキッチリ音合わせをするとは思わなかった…。

でも、もう今までの練習とは違うので親が横にぴったり張り付いて手伝う訳にはいきません。ハナ先生と、先輩方にお任せです。

21期生の子たちは、完全に楽器を置いて手拍子だけでリズムを確認する子と、吹けるところはずっと吹いている子がいました。フルートの男の子Kくんと、クラリネットのハルはかなり追えていたように思います。楽器を手放すことなく、割としっかり音を出せていました。(ハルはピャーピャー鳴っていたけど)

ユキは……

ユキこそ楽器を置いて手拍子で確認してた方が良かったんじゃないかな。途中ついていけず、泣いていました。当たり前だよ。事前に練習していないんだから。いきなり楽譜を見て合奏に付いていける訳が無いのです。まだ新人なので仕方無いこと、泣くような事じゃありません。

後ろからハラハラ見ていましたが、さすがに鼻水が気になったので拭きに行きました…恥ずかしい。

最後に、少しだけ「主よ人の望みの喜びよ」をやりました。これなら、いっぱい練習したのでユキも大丈夫なはず…と思いましたら、速さが原曲通り、今までの練習より速いのです。ユキ、追いついていない…。

指揮者の先生より、「21期生、全員構えが遅い!それじゃ出だしに間に合わないだろう!」と怒られてしまいましたが、多分ユキは特にだなぁ…。ユキは何事も皆よりワンテンポ遅いのです。指示の理解、動き、全てにおいて他の人より遅くズレてしまう。困ったな。合奏はそれじゃダメなんですよね。でもせめて、構えぐらいは指揮者に合わせられるようにしないと。これから少しずつ出来るようになれば良いのですが…。

初めての全体練習で3時間緊張していたので、21期生たちは凄く疲れたことと思います。

ハルに「どうだった?」と聞いたら、「楽しかった!すっげー楽しかった!!皆で合わせると全然違う!!」とのこと。この子は何事もエンジョイしているので助かります。そう、合奏って楽しいんですよね。もっと吹けるようになれば、もっともっと楽しいはず。

ユキは、「基礎練習は楽しかったけど……」。そうそう、ユキは一定の音を長く伸ばすのは本当に上手で得意なので、基礎練習までは良かったんですよ。でも運指がまだまだなので、曲練習は全然付いていけません。仕方無い、練習するしかないです。ハルよりもデリケートなユキ、必要なら、長い目で見て頂けるよう私から代表や先生に相談してみようと思います(過保護だろうか…)。

 

来週は、いよいよ私の初お当番。今日は指揮者が使ったキーボードを解体したりコードなどを片付けるやり方を教わり、練習日誌など必要な物を入れたバッグを持ち帰りました(これがまた凄く重い…)。

来週のお当番は、パート先で一緒のサユリさんとペア、大変嬉しく心強いですがやはり緊張します。どうか、指揮者の先生の指示を余すところなく記録できますように…。

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