猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

小3ユキのオーボエ、成長を感じた

先週の日曜、ハルとユキはジュニオケの20期生(2年目)と21期生(一年目)のみの管楽器特訓に参加しました。

指揮は、ユキが苦手なマルタ先生。物言いがちょっとキツいのですが、この日はだいぶ抑えてくれましたよ。

1時間半くらい基礎練習(ロングトーン、コラール)をやり、曲練習はマイスタージンガーをやりました。

基礎練習だけでもヘトヘトなユキ、5分休憩の時に私のとこに来て、膝に乗り抱きついてきたので、抱っこで背中をトントン(幼児か…?)。他の保護者さんから「ユキちゃん、癒やしだわ……」と呟かれました。

ユキが落ち込んでると思ったのか、マルタ先生が「よく吹けてたよ、大丈夫」と声を掛けてくれたのですが、ほんとによく吹けてたんですよ。高音も低音も音が安定しているし、揺れないし、あとはスタミナですかね…。まだ8歳だし、これから体力もついてくると思うけど。

曲練習に入ったら、マルタ先生のスイッチが入り、いつもの厳しさが出てきたんですけど、特に金管に厳しかったです。ご自身がホルン奏者のマルタ先生、ホルンの音に物凄く厳しい。ズレを聞き逃さず、何度も何度も繰り返し、合うまで吹かせます。次にトロンボーントロンボーンって、ピストンじゃないから、音を合わせるのが大変そうだなぁといつも思います。

もちろん木管も、合わないところはたくさん吹かされるし厳しいのですが、ハルもユキもとっても頑張っていました。この日はオーボエはユキ一人、でもユキの音って凄く目立ちます。オーボエの音って独特な高音だから、よく聞こえるんですよ。

先生から、「オーボエが一人いるだけで全然違うな!いいね、もっと思い切り吹いていいよ。綺麗に吹けてる」と言われるくらい、この日は不協和音がなくてビックリ。

この日の練習の最後のほうでは、20期と21期生だけとは思えない厚みのあるマイスタージンガー演奏を聞くことができ、他の保護者さんたちと思わず「ヤバい、今鳥肌立ちました!」「凄い重厚なハモり具合!」と感激してしまいました。マルタ先生も保護者たちも拍手。

「お見事!素晴らしいね。先輩たちに聞かせてやりたかったな」とお褒めの言葉をいただけました。

練習が終わり、片付けをしていたユキと私のところにマルタ先生がやってきて、

「いいね、凄く良かった。いやぁ、成長したね!お兄さんのハルも凄いと思ってたけど、ユキもさすがにハルの妹だ、1年足らずでこんなにオーボエが吹けるようになるのは凄いよ。これからも頼むよ!」と、今までで一番褒めて貰うことが出来ました。ユキにとって、自信になる言葉だと思います。ほんとによく吹けてたし、ユキはちゃんと成長しているんだなぁと感じた日でした。

最近、オーボエパートリーダーのアイさんが毎週ウチで一緒に練習してくれるようになって、ユキの成長が加速しているように思います。アイさんは、曲練よりもとにかく基礎練習、特にメトロノームを使ってロングトーン練習をユキによくやらせてくれるので…

やっぱり基礎練習、大事!

ユキ一人の自主練だと、楽しいからつい曲練習ばかりやっちゃうけど、つまらない基礎練習こそが大事なんでしょうね。

オーボエでオーケストラのソロを吹くことを夢見ているユキ、その日のために頑張れ!!

この日の夜、お父さんの誕生日ケーキを食べるユキ。

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