猫とジュニオケを見守る日記

ジュニアオーケストラに所属している小5ハル(クラリネット)と小4ユキ(オーボエ)の兄妹観察日記

クラリネットの新しい先生と、オーボエの難しさ

朝から、しずくがガンプラの箱でくつろいでいました。

はみ出るお肉でシルエットが変過ぎて、もはや別の生き物みたい…

 

先々週のジュニオケの練習でのことです。

ハルのクラリネットとユキのオーボエを教えてくれているハナ先生は、ご自身も別のオーケストラ団体で木管楽器を演奏していますし、ジュニオケに所属しているお子さんの保護者さんでもあります。

なので、お子さんが部活動でオケを早退する時など、送迎のため練習中に中抜けすることもあり。

講師もやり母親業もやり、大変だなぁと思います。

 

この日は私はオケの保護者総会があり、最後の30分しか子供たちの練習を見られなかったのですが、行った時にはハナ先生はお子さん送迎のため不在。

代わりにクラリネット指導のため新しくお迎えしたサカイ先生という方が、ハルとユキを見て下さっていました。

私より年下かな。このオケには珍しく若い男性の先生で、明るそうで理知的な雰囲気。一目でハルと馬が合いそうな先生だと感じました。

ハルが愛してやまないロボットプログラミング教室の先生たちに雰囲気が似ているのです。

 

この日、初めてハルとユキは2つの演奏曲の楽譜を頂きました。

毎年、一年目の子たちがメロディーを任される定期演奏会の定番曲「ドレミの歌」、一年目の子たちの練習にピッタリだという曲「主よ人の望みの喜びよ」。

譜読みを代表のアユさんとサカイ先生が見て下さり、特に読めないところは無かったとのこと(ピアノと違ってヘ音記号が無いし和音も無いから読むだけなら読みやすいかも)、「あとは吹くだけだね。ハルが、早く演奏曲を吹きたいと意気込みが凄いのよ。ただ、今は基礎をじっくり固めていかないといけないからね。前のめりにならずに今を見据えてどっしり構えていけるようになるといいね」というようなことを言われました。

全く、ご指摘の通り。

ハルは先に先にと進みたがる性格で、慎重さやどっしり構える姿勢に欠けるのです。

 

そんな訳で、演奏曲の練習はせず、この日も基礎練。

ハルはタンギングの練習、ユキはまだ全部の音が出せないので、音階の練習です。

ハルはここのところ調子が良く、練習に手応えを感じているよう。

ロングトーンも凄く安定してきましたし、音階も結構上手。

サカイ先生とクロダ先生が「ハルくんは時々ハッとするような良い音を出すよね」と話しているのを聞き嬉しそうでした。

 

ユキは、音が良いのとロングトーンが全く揺れず安定感が抜群なことは相変わらず凄い。チューナーの針が真ん中からブレないのです。

ただ、低音になるほどに運指が難しいようで、安定して吹ける音が他の子より少ないのを凄く気にしているのです。

他の子と言ったって、21期生でオーボエはユキ一人、金管楽器の子たちと比べてもどうしようも無いですからね…。

オーボエは難しいと思うんですよ。私はチューバしか経験が無いから分からないけれど。まして8歳だし。

まだ少しずつ、少しずつと思うけれど、ユキは思うように指で穴を押さえられず、なかなか音が出なくて泣き出してしまいました。

あー、難しいだろうな…。

なんで、ユキのオーボエのキーにはわざわざ穴が空いているんでしょうか。

指で塞がなきゃいけないなら最初から穴が無ければ良いのに〜先生のオーボエみたいに…と思っていましたが、どうやら初心者用だからこそ穴が空いているんだそうです。

でも、ユキは学年一のチビッコで手も小さく、遠くのキーほど穴をきちんと塞ぐのが難しいんだなぁ…。

成長してくれば、もっと指も楽になるでしょう。

今は大変な時期ですね。

泣くほど頑張ってくれたユキ、8歳の頃の自分と比べるとなんて凄いんでしょう。尊敬です。

 

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